
- 1. 特殊空調システムとは?
- 私たちがご提供する特殊空調システムサービスとは、クリーンルームに代表されるパーティクル(微粒子)制御やエアコンなどの温度管理以外の労働環境・現場において絶えず発生するVOCや有機溶剤などの化学物資の濃度管理や結核・麻疹・水痘或いはSARSや新型インフルエンザなどの新興感染症などに代表される空気感染症暴露リスクをヘッジするためのエンジニアコントロールトータルソリューションサービスを意味します。
- 2. VOC対策として局所排気やプルプッシュ型の換気装置の導入を検討していますが、実際に環境測定をした際に濃度が規定値に制御できません。考えられる原因を教えて下さい。
- 局所排気やプルプッシュ型の換気装置の導入は部分的にはVOCなどの揮発有害物質の濃度を制御できますが、その局所排気装置でトラップした汚染空気の室外への排気がバランス良く行うことが出来なければ室内全体の汚染空気の濃度を制御することは出来ません。濃度管理対象区域全体の給・排気量のバランスをも計算したシステム設計が必要になります。
- 3. 有機溶剤を取り扱っているメーカーなどにおける空調システムの重要性を教えて下さい。
- 空調システム全体の給排気バランスが崩れると、場合によっては大事故に繋がる恐れがありますし、作業者が有毒な化学物質に慢性的に暴露し続けることで人体に重大な障害が引き起こされることがあります。既に厚生労働省や経済産業省などからも実例を上げて警告をしています。
- 4. 医療機関におけるバイオハザード対策としての空調システムとは?
- 結核に代表される空気感染症対策がその代表例ですが、例えば、動き回る結核患者が入院している病棟全体を陰圧にし、病棟内のナースステーションを陽圧にするという工事、或いは結核病棟を廃止する代わりに各診療科目毎に感染症対応の個室を設計・施工するというような工事実績があります。
- 5. 医療施設の病理部関係室でのVOC濃度制御システムの設計・施行実績を教えて下さい。
- 顧客名を公表することはできませんが、国立大学病院や私立大学病院など、病理部関係室のある医療施設向けには昨年4月1日から施行された省令の背景もあり、数多くのVOC濃度制御空調システムの設計・施工に携わっています。
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