FAQ よくいただくお問い合わせ


MOTEX活性炭マスク

 1. 活性炭でVOCや臭いが吸着できる原理を教えて下さい。
解りやすく言えば、活性炭に揮発したブタンやホルムアルデヒドなどの粒子が吸着されるという仕組みです。活性炭は1グラム当たり1000uという表面積があり、その表面積にVOC微粒子が覆い尽くされるまで吸着され続けます。このことはASTM D5228-92という国際的に認められたテスト方法でも実証されています。
 2. 法令で定められた管理区分ではどこまで使用できますか?
第1管理区分と第2管理区分までは使用可能ですが、第3管理区分では厚生労働省が認定した防毒マスクを着用して下さい。
 3. 何故ダイヤモンドシェープ3D立体構造なのですか?
MOTEX活性炭マスクは既存の空調システムで揮発するVOCや有機溶剤が基準値の範囲内に制御されていると思われている作業現場でも瞬間的に規制濃度値を越えていたり、基準値ギリギリの濃度の有害化学物質を慢性的に暴露し続けなければならない現場がほとんどです。 これらの作業現場においては作業者の健康面の視点から、最低でも呼吸器系のPPE(個人防護具)の着用が必須であることを実際にお客様とお打合せを現場で実施する際に私たち自身が実感しています。 しかしながら、実際の現場では息苦しいマスクやレスピレーターを装着することで、業務効率に支障を来すようなことはコスト面も含めて困難であることを良く耳にいたしましたので、第1管理区域と第2管理区域内限定で装着し、性能面ではエビデンスがあり、コスト面ではリーズナブルで、機能面では長時間装着に向いていて、しかも会話がしやすい仕様のマスクを提案させて頂いております。
 4. VOC吸着に関する試験データはありますか?
ASTM D5228-92(05)のテスト方法に準拠した正式なテストデータがあります。
 5. マスクはVOCなどに対して何時間効果はあるのですか?
揮発濃度や実際の環境にもよりますが、理論上ではVOC濃度が0.1ppmの場合40m3の密閉スペースではVOCの総量は20mgです。20mgは0.02gですので、MOTEX活性炭マスクは0.12g/100cu以上の吸着能力がありますので、0.12g÷0.02=6となり、この仮定のスペースで揮発したVOC総量の6倍以上の量を吸着できる仕様になっています。また、このマスクは法令に定められた第2管理区分(平均値で規制揮発濃度以内に制御されている区域)までで使用されますので、吸着効果としては1日以上程度は十分に対応できます。但し、マスクの使用環境に関しましては管理責任者に事前に確認しておくことをお勧め致します。また、マスクの交換のタイミングには個人差がありますので、VOCの臭気をより感じたり、頭痛がした場合には新しいマスクに交換して下さい。
 6. 悪臭作業環境・現場とは具体的にどういうところですか?
VOC(揮発性有機化合物)や有機溶剤以外では、老人介護現場におけるオムツ交換作業、特殊清掃作業、駅での吐物処理作業、警察の殺人現場などが挙げられます。
 7. マスクの廃棄方法を教えてください。
医療機関でご使用の場合には全て医療廃棄物として処理して下さい。その他では、一般可燃ゴミとして廃棄して下さい。
 8. 活性炭マスクは医療用マスクとしても使用できますか?
ASTM F2100-04という医療用マスクのバリア性能テストで実証されたバリア性能機能がありますので、医療用処置用マスクとしても使用可能です。
 9. サイズについて教えて下さい。
MOTEX活性炭マスクのMサイズは一般的に女性用、Lサイズは男性用となっておりますが、ご購入前にはサンプル等でフィット感をお確かめ下さい。
10. 局所排気やプルプッシュ換気だけでは十分な濃度対策ではないのですか?
第1管理区分や第2管理区分では、あくまでも測定ポイントの平均値です。また、例えば厚生労働省が昨年施行した省令ではホルムアルデヒドの濃度が0.1ppm以下であれば良いということになっていますが、この法令が発令される前の基準値は0.08ppm以下ということになっていました。いずれにしましても、人体に有害な物質であることには変わりはなく、例え局所排気システムを導入したとしても、運用上瞬間的に基準値を超える濃度になることが多いと考える方が良いと、健康面から考えておりますので、局所排気などのエンジニアリングコントロール+PPE(個人防護具)の着用で作業者の健康面のリスクマネージメントを行うということが重要であると、私たちは考えております。
11. 導入実績を教えて下さい。
日本全国の有機溶剤を使用している大手製造メーカー様をはじめ、老人介護施設様、介護ヘルパー様等、お蔭様で大変多くのお客様からご好評いただいております。
12. マスクの購入方法について教えて下さい。
お客様のリクエストに応じまして代理店様経由並びにインターネット販売による直接販売がございます。インターネット販売は次のサイトからご購入が出来ます。
ショップ名:エアーストリーム  http://airstream-shop.com

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