FAQ よくいただくお問い合わせ


メンテナンス

1. 何故、空調メンテナンスが必要なのですか?
医療機関でも、工業用製品製造工場や実験室などではガイドラインなどで温度・湿度・空気交換回数・圧力バランスなどが設計の段階で決められ、施行当初は仕様どおりの性能が維持されていますが、年月が経過するにつれ、フィルターの詰まり、ダクトの汚染、ファンの能力の低下、パッキンの劣化等々が必ず起こります。
空気は目に見えないので、一部の管理体制を徹底している施設を除く多くの施設では、何か空調関連の故障やトラブルが発生した際に初めてガイドランや当初の要求性能条件を満たしていないことに気づくことが多いということを経験上理解しおります。平素はあまり気にすることがない空調設備でもトラブルが起こりますと施設や部門全体の運用に多大なる影響を及ぼしたり、空調機器そのものにダメージを与える可能性があります。このような理由から空調設備・クリーン機器全体に専門的な知識のある業者や施設担当者による空調設備のメンテナンスを定期的に行うことが施設の快適性も去ることながらコスト面においてもその重要性が指摘されています。
2. エンコーポレーションの空調システムのメンテナンスとは具体的にどのようなことまで対応してもらえるのでしょうか?
基本的にはプレフィルター・中性能フィルター・HEPAフィルターなどの点検及び交換、また、給排気ダクトやパッキンの点検・清掃、ファンの点検・修理を行いますが、フィルター交換後には風量・風速・圧力バランスやパーティクル(微粒子)測定を行い、要求仕様・性能どおりの空調システムとして機能しているのかを確認し、報告書を作成致します。また、その際にお客様には解りやすく作業内容や問題点を説明させて頂き、問題があれば具体的な改善策をお客様の視点からご提案させて頂くことが弊社の空調メンテナンスにおけるトータルソリューションサービスです。
3. 中性能フィルターやHEPAフィルターの交換をしないとどんな問題がありますか?
風量、温度、湿度バランスが崩れる恐れがあり、例えば直膨式エアコンの場合には風量不足で故障の原因になります。
4. HEPAフィルターの交換やメンテナンスのタイミングについて教えて下さい。
お客様の施設の環境や性能要求仕様により異なりますので、具体的なご回答はできませんが、HEPAフィルターなど、各フィルターの交換のタイミングは設備導入時に空調設備業者や空調機器メーカーの担当者と必ず書面で内容を確認する必要があります。もしその確認ができていない場合には、半年か最低でも年1回の定期点検・メンテナンスを実施することをご推奨致します。


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